お昼休みの決算書講座①~決算書を読みこなそう!

第一回「決算書を読みこなそう!」

「決算書を見れば会社がわかる」などと巷間言われているようです。
それでは決算書とは何でしょうか?
決算書にはどのような情報が詰め込まれているのでしょうか?
どうしたら決算書が読めるようになるのでしょうか?
本稿ではこれらの疑問を解決するための基本的な知識・情報を紹介していきたいと思います。

よく「決算書」と一言でいいますが、この「決算書」という言葉には明確な定義は無いようです。また「財務諸表」といった言葉も同じ意味で使われていることが多いようです。一般的に「決算書」といった場合には「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」などを意味することが多いようですが幅広い概念として捉えられています。ちなみに会社法では“計算書類”として「貸借対照表」「損益計算書」「株主資本等変動計算書」「個別注記表」を事業年度毎に作成することを義務付けています。

ではそれぞれの書類について見ていきましょう。

「貸借対照表」とは一定時点における会社の財産状態を表示します。会社の財産状態は資産・負債・純資産から構成されます。借り方(左側)には会社の資金の運用形態(資産)を計上し、貸し方(右側)には資金の調達形態(負債・純資産)を計上します。これにより会社の資金がどのように調達されてどのように運用されているのかがわかるようになっています。

「損益計算書」とは一定期間における会社の経営成績を表示します。会社の損益計算は一定期間における収益とそれに対応する費用を差し引くことで期間利益(或いは損失)を計算します。これにより会社がいくらの収益をあげたのか、そのための費用はどのくらいかかっているのか、最終的な利益(損失)はいくらなのかがわかるようになっています。

「キャッシュフロー計算書」は一定期間における現金の収支を表示します。現金の収支は「営業活動キャッシュフロー」、「投資活動キャッシュフロー」、「財務活動キャッシュフロー」から構成されます。これにより会社の事業活動(本業)でどのくらい資金を稼ぎ、この資金をどのように使い(投資活動)、資金の過不足をどのように補っているか(財務活動)がわかるようになっています。

これらの決算書類は「会計基準」や「税法」など様々なルールのもとに作成されています。また適用する基準(例えば日本の会計基準と国際会計基準etc)によって異なる数値が算出されます。これらの全てを理解する必要はありませんが、各々の項目の意味や、数値の算出の仕方などを理解することでより深く決算書を読みこなすことができるようになります。

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